昨年に引き続き、公認会計士協会の経営委員会に任命されました。

今年のテーマは「事象承継の成功戦略」

事業承継を専門とする私にうってつけのテーマです。

少子化と経済環境の悪化により、親族内の承継が減少しています。

親族内の承継が3割程度まで落ち込み、中小企業の5割以上がまだ後継者が決まっていない、というデータもあります。

高度成長期のように、とりあえず、会社を継いで、自己流で頑張っていればなんとかなる、という時代ではなくなっています。

厳しい経営環境のなかでは、些細な経営判断のミスが倒産という結果になりかねません。

このような状況では、ご子息が会社を継ぐのを躊躇してしまうのもしかたありません。

後継者がいなければ、「廃業」という選択肢をとることになります。

しかし、廃業となれば、従業員、取引先、金融機関など多くの人々が不幸になってしまいます。

最近では、確かな技術があっても、黒字でも、後継者がいない、というだけで廃業する会社が増加しています。

これは、もちろん、経営者とその関係者にとって残念な結果ですが、ひいては日本経済全体にとってマイナスになってしまいます。

公認会計士の英知を結集して報告書を作成し、事業承継問題の一助にしたいと思います。